区が後援して「豊島区民まつり」

 区が後援して「豊島区民まつり」 この年から豊島区が「ふくろ祭り」を後援。「豊島区民まつり]の名称を使用することになり、「ふくろ祭り」は豊島区のイベントと位置づけられるに至った。

 これを記念してふくろ祭り協議会は、多くの人びとが参加できる多数参加型イベントとしての内容とすべく、各種の行事を企画。カラオケ大会、オリエンテーリング、クイズラリー等に一般来街者が多数参加して活気あふれる「ふくろ祭り」を現出。大イベントへの第一歩となった。

 やっさ踊りの出発地点も中央通り八千代信用金庫前に変更。見物客が沿道をうめた。

  16日の交通安全パレードでは『めだかの兄弟』の大ヒットで人気の「わらべ」の歌手倉沢淳美が一日署長をつとめてオープンカーでパレ-ド。アマチュアカメラマンやひと目見たい来街者で思うようにパレードができない有様だった。

「豊島区民祭り」となり挨拶する日比寛道豊島区長
「豊島区民祭り」となり挨拶する
日比寛道豊島区長

  また、綱引き大会には各地から32チームが参加。かけ声が西口いっぱいに木霊した。

 ロマンス通り商店街が催した14日から16日にかけての「50時間ぶっつづけカラオケ大会」は大きな話題となった。

  この年前後から外国人の見物客が増えてきたのも見逃せない。

 


第17回 昭和59年9月14日〜16日
  ● 主な行事
14日
・子供神輿、子供山車
・縁日バザール
・音楽祭
・やっさ踊り 踊り手 600人 花車6台
・宵神輿 5基
15日
・子供神輿、子供山車
・縁日バザール
・神輿大パレード 15町会大中小30基
・音楽祭
・八丈流滝鳴太鼓
・祭りばやし
16日
・交通安全パレード
・縁日バザール
・綱引き大会 32チーム参加
・音楽祭
 
スポンサーつき行事
・1000人連続カラオケ大会
・よいどれオリエンテーリング
・買物クイズファミリーラリー
・ふくろ祭り新聞発行

● 商店街催事
 ロマンス通り商店街/50時間ぶっつづけカラオケ大会
 西一番街/朝市

● 費用
 費用 1,016万円 現物寄贈分 約800万円 スポンサー付行事 900万

● 役員
会長/ 鷲山誠之
実行委員長/ 松本正
副委員長/ 斉藤助治、山賀清作、山崎吉五郎
加藤秀夫、斉木勘次、東武百貨店、大将会
総務/ 羽鳥清、森下正豊、冨山恭行
会計/ 早乙女半蔵、錦引明
 
 
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